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2件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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1948-06-11 第2回国会 参議院 司法委員会 第40号

公述人宮城實君) 今囘の刑事訴訟法改正草案被疑者被告人の保護、その他地位の向上、人權の尊重、調査段階における不當な強制力というものの禁止、訴訟迅速化當事者訴訟形態の採用、裁判の民主化等、これらについて大體の構想において贊意を表する者であります。  時間の關係上、逐條的に批判を加えるということは到底許されませんから、ただ一通りこの草案を私が讀んで感じました點を二、三申上げてみたいと思います

宮城實

1947-08-11 第1回国会 参議院 司法委員会 第11号

公述人宮城實君) 今材料を持つておりませんが、再犯は殆んど聞いたようなことがないように思つておりますが、姦通罪が裁判所の事件上つて來て、私の長い間の司法官の生活によりますと、大審院まで來て最後の判定を受けるという事件というものは非常に少い。大抵控訴院程度で現在日本の刑事訴訟法告訴の取下げを第二審控訴審で許されておりますから、第三審へ持つて來るともう告訴の取下げはできなくなる。そこで大抵二審で

宮城實

1947-08-11 第1回国会 参議院 司法委員会 第11号

公述人宮城實君) 私、宮城でございます、簡單に申上げます。何故親告するか、どうも愛情が問題になると不思議であるというお話、これに対して簡單に申上げますというと、姦通ということが、性的秩序及び社会的、家庭的秩序を破る、かるが故にこれを罰する。かようなことになるのでありますが、これについては特に姦通という特殊の犯罪のために、離婚ということの第一の要件と、親告という第二の要件この二つの要件をこの犯罪

宮城實

1947-08-11 第1回国会 参議院 司法委員会 第11号

公述人宮城實君) 新憲法の下におきまして姦通罪をいかように取扱うべきかということについて、即ち罰せざる法意の平等として刑法の上からこれを削つてしまうか、或いは又罰すべき法意の平等として現行法の上に改正を加えてこれを置くかどうかということは、甚だ重大な問題であります。昨年の夏、丁度今頃でありましたが、司法省の法制審議会におきまして、この問題を論議せられたことがありましたが僅かの差で以て姦通罪は廃止

宮城實

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